50音順    検 索

●マゼラン

ヨーロッパ ポルトガル共和国 AD1480 アヴィス朝

 1480〜1521 ポルトガル人航海家。地球が円形であり世界一周が可能なことを初めて実証した。ポルトガルに生まれ,インド・アフリカに従軍したのち,スペイン王と契約して香料諸島にいたる大西洋からの海路を求めて壮途についた。1520年10月21日海峡入口に達し,11月28日太平洋上に浮かんだ。37日間,複雑な水路と変化する風雨に悩まされながらの発見航海であった。マゼランは,1本の道をみつけるため,全部の道を調べつくす不抜の探検精神を発揮した。バルボアのいう“南海”とみられる海洋は平穏で,それから先なお2倍の航程が残されているのも知らず“太平洋”と命名した。海峡から3カ月と10日間,飢渇のなかに航海をつづけ,翌1521年3月6日グアム島に到着した。このあと,フィリピンのマッサヴァ島に達したとき,奴隷のマライ人が島民のことばを理解できたことから,マゼラン自身が12年前に西から向ってきたマライ語圏の地へ,今度は東から足を踏み入れた事実を確認した。しかし,セブ島マクタン島の両島民の争いに巻き込まれ,4月27日非業の死をとげた。

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