●マス=コミ
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和製英語としてのマス=コミはマス=メディアを意味する場合にも使われるが,本来は,新聞・雑誌・テレビ・ラジオ・映画などのマス=メディアを介しての情報伝達過程をマス=コミュニケーションという。パーソナル=コミュニケーションと比較すると,次の特徴がある。送り手は,新聞社や放送局などのような組織であり,そうした組織が送り出す情報は不特定多数の受け手に伝達される。印刷技術や電気通信技術などの情報伝達手段の進歩によって,情報流通量は情報洪水と呼ばれるほど増加してきている。同時に,送り手と受け手の相互交流は,ほとんど困難であり,二者の役割分化が進んでいる。少数の送り手の生み出す情報は,発行部数・視聴率などを上げるために低俗化するなどの悪影響を受け手に及ぼしているといった批判の対象になることもある。また受け手のニーズの多様化により,マス=コミのあり方も変化しつつある。