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●マーシャル・プラン

AD1947 

 第二次世界大戦後アメリカの援助で行われたヨーロッパ復興計画。1947年6月5日ハーヴァード大学の学位授与式に臨んだ国務長官マーシャルが,その演説のなかで行った提案にもとづいて計画され,実施された。この計画は当初ソ連をも対象としていたが,ソ連及び東欧に成立した社会主義国は援助を受けることを拒否したため,西欧16カ国が被援助国となった。アメリカは1948年4月経済協力法を制定し,その実施機関として経済協力局を設置した。一方ヨーロッパ側は,援助の受け入れ調整機関としてヨーロッパ経済協力機構(OEEC)を設けた。1951年12月31日の計画終了までの援助総額は,当初予定の170億ドルは下まわったが,122億ドルに達した。マーシャル=プランはアメリカ商品にヨーロッパ市場を保障し,西欧諸国は経済復興の機会をつかみ,西欧諸国の経済協力が促進された。援助の後半は軍事援助に重点が移り,冷戦を激化させる結果となった。