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●マクミラン

ヨーロッパ 英国 AD1894 ハノーヴァー・ウィンザー朝

 1894〜1986 英国の政治家で,1957〜63年首相。オックスフォード大学卒業後,第一次世界大戦に従軍,3度負傷する。1924年保守党下院議員に当選。経済政策では政府の関与増大を支持し,外交政策ではチェンバレン首相の対独宥和を最も尖鋭に批難する一人であった。第二次世界大戦中は,1940年のチャーチルの組閣で供給者政策次官,のち植民地省事務次官・航空大臣などを歴任する。戦後は,1951年に保守党政権の返り咲きに伴い,住宅・地方行政担当(閣外)大臣(〜1954)となり,国防担当(閣外)大臣(1954〜55)・外務大臣(1955)および大蔵大臣(1955〜57)となった。そして,1957年イーデン首相の後任として総理大臣となった。英−米間の緊密強化と対米協調路線の推進者であったが,一方ヨーロッパ統合にも強い信念をもち,そのパイオニアの一人であった。EEC 加盟についても1961年にその交渉を開始した。しかし,これはフランスのド=ゴール大統領の強い反対で破綻し,これが1963年の首相辞任の原因の一つとなった。なお,マクミランは首相在任中精力的に英連邦諸国を歴訪したことは有名。とくに,インドの独立以来,最初に訪印した英首相である。