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●マガダ国 マガダこく

アジア インド AD 

 インドのビハール州南部の平野部,ガンジス川中流域に栄えた古王国。アーリア人の侵入後,前6〜前5世紀にできた16王国のうちの一つであったが,その周辺諸国を征服し,ついにはコーサラ国を併合して北インドを統一。そのころ,仏教やジャイナ教が興った。シャイシュナーガ朝のとき都をラージャグリハからパータリプトラに移し,前4世紀初めにナンダ朝がこれに代わって統治し,古代統一国家の道をつくった。前321年ごろマウリヤ朝はこれを滅ぼしてパータリプトラを都としてインドの統一をすすめ,アショーカ王はほぼ全インドを統一し,仏教による統治を行ったが,彼の死後分裂し,滅亡後はジュンガ朝・カーンパ朝とつづき,4世紀にグプタ朝が興って6世紀半ばまで政治文化の中心地であったが,7世紀から北インドの中心地はカナウジに移った。