●前田利家 まえだとしいえ
アジア 日本 AD1538 室町時代
1538〜99(天文7〜慶長4)加賀藩初代藩主。尾張愛知(えち)郡荒子村に生まれ,幼名を犬千代といった。織田信長に仕え,1575年(天正3)はじめて大名となり,1581年(天正9)能登の府中(ふちゅう)城・七尾(ななお)城城主となった。1583年(天正11)羽柴秀吉と柴田勝家の戦いに柴田側に味方し賤ケ岳で敗戦,秀吉の軍門に降ったのち,秀吉の武将として加賀を平定し,4月28日,秀吉とともに金沢城に入城,加賀の石川郡・加賀郡(河北郡)を加増,金沢城主となった。翌年越中富山城主佐々成政と能登末森城で戦い,これを撃退。ついで1585年(天正13)秀吉とともに富山城を攻めて成政を降し,越中4郡のうち3郡を加増された。その後,秀吉の北条征伐・朝鮮出兵に参陣,1598年(慶長3)五大老の一人となり徳川家康につぐ実力者となった。翌年閏3月3日62歳で没した。〔参考文献〕岩沢愿彦『前田利家』1966,吉川弘文館