●前島密 まえじまひそか
アジア 日本 AD1835 江戸時代
1835〜1919(天保6〜大正8)明治政府の官僚。越後国(新潟県)中頸城郡津有村生まれ。上野助右衛門の二男。1847年(弘化4)江戸に出て医学を修めた。1866年(慶応2)幕臣前島家を継ぐ。1869年(明治2)民部・大蔵両省に出仕,1870年(明治3)3月租税権正,5月駅逓権正兼任となり,太政官に郵便制度創設を建議した。同年郵便制度視察および鉄道建設借款契約締結のためイギリスへ渡った。1871年(明治4)8月帰朝,駅逓頭に任じられ,郵便制度創設に尽力し,日本の近代的郵便制度の基礎を確立した。「郵便」「切手」などの名称を創始したのも彼である。1877年(明治10)駅逓局長,翌年元老院議官兼任,翌々年内務省駅逓総監に任じられたが,1881年(明治14)いわゆる「明治十四年政変」で辞職し,大隈重信らとともに立憲改進党を創立した。1886年(明治19)東京専門学校校長に就任,また関西鉄道会社社長にもついたが,1888年(明治21)11月乞われて逓信次官となり1891年(明治24)3月まで在職した。1902年(明治35)男爵を授けられ,1905年(明治38)貴族院議員にも選ばれた。
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