●マウナ=ロア
北アメリカ アメリカ合衆国 AD
マウナ=ケアに次ぐハワイ第2の高山で海抜4,170メートル,海底からの高さは9,000メートルの世界一の高山だという表現もある。周囲160キロに及ぶ大山塊で,ハワイ島の南半分は,この山の噴火でできたほどの規模を有し,ハワイ火山国立公園になっている。山頂はモク=アーウェオウェオのカルデラになっていて,1956年(昭和32),中谷宇吉郎博士は頂上の観測所で雪の研究をやり,その景観を〈黒い月の世界〉と評した。ドライブウェイは山頂まで通じていないので一般観光ルートには入っていない。海抜1,300メートルの中腹にあるキラウェアは,伝説にいう火の女神ペレの住み家であり,ハワイ島観光最大のポイントになっている。周辺のキラウェア=イキ・チェーン=オブ=クレイターを含むキラウェア火口の雄大な景観は,島の内陸を忘れさせるほどの眺めである。東岸の火口から約48キロにある。