●マウラー
ヨーロッパ ドイツ連邦共和国 AD1790 ハプスブルク朝
1790〜1872 ドイツの法制史家・政治家。デュルクハイム近くのエルポルツハイムの生まれ。1814年バイエルンの裁判官,1826年ミュンヘン大学法制史教授,1832年から1834年にかけてギリシアに赴き,バイエルン王ルートヴィヒ1世の子である若きギリシア国王オットー1世の政治顧問となり,ギリシア司法制度の改革に尽力した。また1847年にはバイエルンの外相と法相を兼任している。1824年以後,数多くの著作をしているが,とりわけ学者として彼は中世ゲルマン民族のマルク共同体の特質の解明に画期的な業績を残した。主著は『ドイツ初定住以後のドイツ人の共同体的生活に関する研究』12巻(1854〜71)であり,その第1巻が原始ゲルマン村落における土地の共有性を指摘したことで有名な『マルク,ホーフ,村落および都市の各制度史序論』である。