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●マイネッケ

ヨーロッパ ドイツ連邦共和国 AD1862 ドイツ連邦

 1862〜1954 ドイツの歴史家。シュトラスブルク・フライブルク・ベルリンの各大学教授を歴任し,第二次世界大戦後自由ベルリン大学の初代総長をつとめた。1893年に「史学雑誌」の編集責任者となり,ナチスの圧迫を受けて1935年に引退するまでドイツ史学界を指導した。ビスマルクによる統一以後のドイツの栄光と悲惨を身をもって体験し,それを糧に数々の著作を生む。代表作は,『世界市民主義と国民国家』(1908)・『近代史における国家理性の理念』(1924)・『歴史主義の成立』(1936)。研究において19世紀の歴史家ランケを模範と仰ぐが,政治史と精神史とが一体となった政治理念史という独自な学風を開拓し,史学界だけでなく思想界一般にも多大な影響を与えた。なお,19世紀末以来の歴史主義の問題にも深く関与し,彼は歴史主義を歴史における個性と発展に対する感覚ととらえ,歴史主義の成立を西欧における最大の精神的革命の一つと位置づけた。