●ボンベイ
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インド共和国の西側海岸にある島。インド第2位の商工業都市。マハーラーシュトラ州の州都。1981年人口約823万人。地名はヒンドウー教の女神ムンバデーヴィー,またはポルトガル語ボンバヒア(美しい湾)に由来するとされる。この島は1534年土着の王によってポルトガル政府に割譲されたのち,1661年後者がイギリス王室に譲渡した。1668年イギリス東インド会社はイギリス王室からこれを貸与され,インド西海岸における主要な商館をここに設置した。商館勢力は西海岸地方のインド人商工業者を誘致して島の経済発展をはかるとともに,18世紀後半から19世紀初頭西部インドに広大な領土を獲得し,ボンベイ州を設置した。ベンガルのジュート工業がイギリス系資本によって発展したのに対し,ボンベイの綿紡績業は19世紀中葉以降おもにインド系資本によって発展した。1885年第1回インド国民会議が開かれたのもここであった。1960年ボンベイ州が二分され,ボンベイはマハーラーシュトラ州の州都となった。