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●ポーンペイ

大洋州 ミクロネシア連邦 AD 

 東カロリン諸島最大の島。北緯6度54分,東経158度14分に位置する。カピンマランギ・ヌクオロ両環礁,モキル・ピンゲラップ両群島,ゲティック島などとともに,ミクロネシア連邦のポーンペイ州を構成する。同連邦の首都所在地であり,ポーンペイ州の州都所在地でもある。従来ポナペ島といわれていたが,1984年成立の州憲法により現地音のポーンペイを名のる。周囲を珊瑚礁に囲まれた火山島。面積375平方km。最高の山はナーナラウトで約790m。平均年間降雨量は約4,800mm。歴史的にはマタレニウム・ウー・キチ・ジョカージ・ネットの5地区からなるが,ネットの一角が島都コロニアとして市街地を形成し,現在はネットと別個の行政単位となっている。1886年からスペイン,1899年からドイツ,1914年から日本の統治を受け,1945年から米軍の軍政,1947年から米国を施政権国とする国連戦略信託統治領となる。公用語はポーンペイ語と英語。人口は1984年の推定で約2万5,000人。コロニア郊外にあるコミュニティ=カレッジ=オブ=ミクロネシアは近い将来,州都とともにジョカージ地区のパリキールに移転することになっている。マタレニウムにあるナンマタル遺跡はミクロネシア最大の石造遺跡として名高い。1910年に発生し翌年鎮圧されたジョカージの反乱と,これに対するドイツの苛酷な鎮圧は有名。主要産物はコショウ・コプラ・ココナッツオイル・石鹸。