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●盆竈 ぼんがま

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 盆の期間中,外庭・辻・川原などに臨時にカマドを築き,汁やご飯を炊いて会食をする行事。盆ガマ・盆ハガマとか盆ガマメシ・盆ガラメシ・盆メシ・川原メシ・川メシ・精霊メシ・餓鬼のメシとも称し,子供たちが小豆飯を柿の葉に盛って会食する例が多い。盆に来訪した精霊や無縁仏と人間との共同飲食を示すものであり,ことさら戸外で別火生活をすることは,盆小屋の風習と同様に,この行事が本来村共同の重要なる魂祭りであったことを示唆する。香川県小豆郡内海町安田(うつのみちょうやすだ)では盆の14日早朝,川原で飯を炊いて食べる。この行事をガキノメシといい,川辺には簡単な墓をつくり,柿の葉にご飯をのせて供える。また愛知県額田郡額田町千万町(ぬかたちょうぜまんじょ)では盆の16日早朝に馬をつくり,供物を川に流すが,この流された供物を子供がすぐに拾い,川原で煮て食べる。盆竈を行う者が精霊や無縁仏そのものともみなされていた形跡がある。

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