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●ホフマン

ヨーロッパ ドイツ連邦共和国 AD1776 ハプスブルク朝

 1776〜1822 ドイツ後期ロマン主義の小説家。音楽にも才能があり,モーツァルトに傾倒し,モーツァルトの名にちなんでもとの名前ヴィルヘルムをアマデウスと改名した。ケーニヒスベルク(現在のカリニングラート)に生まれ,ケーニヒスブルク大学で法律学を学び,ベルリンの大審院判事をつとめるなど生涯法律家の職にあった。他方,文学者としては職業とは裏腹な幻想怪奇を現実と対比した独特のリアリスティックな作風の作品を書き,また音楽家としてはオペラ『ウンディーネ』を作曲するほか,音楽指揮者・批評家として活躍した。さらに画才にもたけていた。代表的な文学作品としては,『カロー風の幻想集』(1814〜15,そのなかには「ドン=ジュアン」「黄金の壺」など)・『夜曲集』(1817,そのなかには「砂男」「世襲地」など)・『ゼラピオーン同人集』(1819〜21,その中には「くるみ割りとネズミの王様」「スキュデリ嬢」など),そのほか『悪魔の妙薬』(1815〜16)・『牡猫ムハの人生観』(1819〜21)がある。ホフマンの幻想的なリアリズムはバルザック・ディッケンズ・ボードレール・ポー・カフカらに影響を与えた。1822年過労のため46歳で病死した。