●ボブスレー
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【発生】古い時代の“そり”を用いたスポーツの一種。スイスの“アルプス地方”で発達した。“そり”はリュージュやスケルトン(伏臥姿勢の一人乗り滑走)と違いハンドルやブレーキつきである。1883年(明治16)にサンモリッツでイギリス人がトボガン(木製そり)をスポーツ化し,1884年(明治17)からクレスタランという競技会を開催した。その後1888年(明治21)にスイスのマチスが鋼鉄製で“かじ”“制動機”の備わった“そり”を試作した。これをさらにファエルアーベントが改良しボブスレーと命名したのである。【歴史】1897年(明治30)にフランスのサンモリッツで最初のボブスレーの団体が結成され翌年クレスタランで競技会が開かれた。当初,コースは自然の地形を利用していたが,スピードが増し危険が伴うことから1904年(明治37)にカーブ数の多い急傾斜のコースをつくり雪を凍らせた人工コースを完成させた。国際ボブスレー=トボガニング連盟は1923年(大正12)に設立された。日本への移入は1937年(昭和12)でドイツからツェンチッキーに札幌郊外のコース予定地の測量設計の協力を仰いだのが契機になっている。そして,1938年(昭和13)には氷と雪によるコースを利用した最初の競技会が開催された。その後第二次世界大戦のため協会を解散し,1962年(昭和37),第10回札幌オリンピック立候補と同時に日本ボブスレー=トボガニング連盟が設立された。そして1966年(昭和41)に第64回 IOC 総会で1972年(昭和47)冬季オリンピックを札幌で開催することが決定した。〔参考文献〕日本体育協会監修『現代スポーツ百科大事典』1970,大修館