●ポーツマス
北アメリカ アメリカ合衆国 AD
アメリカ合衆国の北東部,ニューハンプシャー州の南東にある小都市。人口は1975年に約2万5,000人。ピスカタクァ川の南岸に沿い,港湾都市であるが,大西洋からは5kmほど入っている。川に小島が多く,景色がすぐれている景勝地で,夏期には保養地として賑わう。ゆるやかな斜面をなしているこの都市は,1623年に植民地人が入ってきて,アメリカでも最古の都市の一つに数えられ,現在でも,植民時代の古い家屋が保存されている。1849年に市制がしかれた。農産物・木材の集散が行われ,古くは造船業が盛んで,靴・ビニール・製紙業を産業にもっていたが,現在は肥料や木工品を産する。18世紀末に開かれた海軍基地都市としても著名であるが,現在は潜水鑑ドッグがある。1905年9月5日,ルーズヴェルト大統領の仲介によって,ここで日本の全権大使小村寿太郎とロシアのウィッテのあいだで,日露戦争の講和条約が結ばれた。同名の都市はイギリスにもある。