●ポッパー
ヨーロッパ 英国 AD1902 ハノーヴァー・ウィンザー朝
1902〜 オーストリア生まれのイギリスの哲学者。ウィーン大学で学位取得,ヒトラーのオーストリア併合により,1937年ニュージーランドへ,1946年イギリスに渡り,ロンドン大学論理学・科学方法論教授(1949〜69)。ウィーン学団の論理実証主義の内在的批判を通して,批判的合理主義を唱えた。彼は,帰納法的一般化の伝統を排して,暫定的仮説たる法則の科学性の基準を,反証可能性に求めるべきであるとした。また,歴史的発展を必然的法則とみなすヘーゲル・マルクスらの社会理論を「歴史主義 Historicism」とし,その独断性と全体主義性を批判,個人主義的な漸次的社会工学を提起した。