50音順    検 索

●ボッカチオ

ヨーロッパ イタリア共和国 AD1313 両シチリア王国

 1313〜75 イタリアの小説家。1328年ナポリに送られ,商業と法を学ぶ。宮廷の雰囲気にも接し,国王の庶出の娘マリアと恋仲となり,のちにフィアメッタと小説では愛称した。父は商人にしようとしたが,文学への眼が開かれる。1340年フィレンツェに帰り,都市評議員に選出され,外交使節としてナポリ・チロル・ラヴェンナに赴く。パドヴァではフィレンツェ大学の教授のポストをペトラルカに申し出て,以後親交を保つ。さらにアヴィニョン教皇庁にも赴いた。1373年政府から『神曲』の講義の職を与えられる。最後の数年間は生誕地のチェルタルド(フィレンツェ近郊)で孤独に過ごし死す(1361〜75)。主作品は,『フィロコロ』(1336〜38)・『テセイデ』(1339〜41)・『アメート』(1342)・『フィエゾレの妖精』(1344〜46)・『デカメロン』(1350?)・女性風刺の『コルバッチョ』(1365?)・『神曲注解』(1357)・『ダンテ伝』(1355?,1365に再検討)など。

01