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●北海道炭礦鉄道 ほっかいどうたんこうてつどう

アジア 日本 AD1889 明治時代

 1889年(明治22)に設立された北海道の石炭開発・鉄道建設を行った会社。北海道庁の理事官などをつとめた堀基(ほりもとい)を中心に,銀行家や皇族・華族の出資をもとに一般からも資金を募って650万円の資本金を集めた。そして,当時道内の主要な炭鉱で道庁が経営していた幌内炭鉱と幌内鉄道の払い下げを受け,さらに囚人を使役すること,創業から8年間は利子補給を受けることなどの特権を得た。その後,夕張・空知・幾春別・万字などの炭鉱を新たに開いた。また石炭運搬のため夕張線・室蘭線を敷設した。さらに小樽・室蘭の港を石炭積み出しのために整備し,北海道石炭業界・海運業界に君臨した。のちに製材・発電・窯業・製鉄などの業界にも進出した。なお,1896年には商法の施行に伴い北海道炭礦鉄道株式会社と社名を変え,さらに1906年には鉄道の国有化に伴って社名を北海道炭礦汽船株式会社(北炭)と変えている。