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●ホータン ホータン※注1※

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 タリム盆地南辺のオアシス。南の崑崙山脈から流れるユルンカシュ白玉河)・カラカシュ黒玉河)両河にうるおされた肥沃なオアシスで,古くから西域南道の要衝としてさかえた。漢以来,中国文献にはウテンコク※注1※と記され,玉の産をもって知られる。古代の住民はアーリア系でインド・イラン文化を融合させた独自の文化圏を形成,仏教の東伝をはじめとする東西文化の交流に重要な役割を果たした。ヴィジャヤ(Vijaya)王家のもとに南道縁辺を版図とする王国を保ったが,7世紀に入ると唐の支配が及び,安西四鎮の一つ昆沙都督府が置かれた。唐による支配は吐蕃の攻勢によって一時中断されたが,その後安史の乱までつづいた。唐末から五代にかけては李王家のもとに自立,仏教文化がさかえたが,11世紀に入るとカラハン朝の東進とともにトルコ化・イスラーム化がすすんだ。古代の都市は現ホータン市の西にあるヨートカン(Yotkan)遺跡とみなされている。

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