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●法隆寺金堂 ほうりゅうじこんどう

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 国宝。この金堂は607年(推古天皇15)聖徳太子が創建した当初のものではなく,670年(天智天皇9)火災により焼失した後再建されたもので,天武朝,もしくは遅くとも693年(持統天皇7)ごろには完成していたとされる(再建の時期については異説がある)。内陣の中の間に推古天皇31年銘のある釈迦三尊像,東の間に推古天皇15年銘の薬師如来像,西の間に1232年(貞永1)供養の阿弥陀如来像が安置され,外陣と内陣の壁面には多くの壁画が描かれていた。初重は桁行5間(14.01m)・梁間4間(10.78m)・総高16.4m,初重の周囲には裳階がついている。屋根は本瓦葺きで,入母屋造りの上層の屋根が急勾配に立ち上がって西側の五重塔と見事な均衡を見せている。建立は7世紀の後半と考えられるが建築様式は明らかに飛鳥様式によっている。1949年(昭和24)1月,壁画を含めて外陣の大部分を焼損したが,1954年復旧工事が竣工した。

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