●法隆寺伽藍 ほうりゅうじがらん
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法隆寺は,金堂や五重塔を中心とする西院伽藍と夢殿を中心とする東院伽藍とから成っている。南大門を入ると参道の前方に重層の中門,その両脇に回廊越しに金堂,塔の上部が見える。中門を入ると右手に金堂,左手に五重塔が,正面の奥に講堂が見える。中門の両脇から始まる回廊は金堂と塔を囲み,鐘楼と経蔵を経て講堂の両脇に接続する。東側回廊の外側に南北に長い東室(ひがしむろ)と妻室(つまむろ)の両僧房が,西側回廊の外側に少し隔てて西室がある。なお妻室の東側に綱封蔵(こうふうぞう)が,その東北に食堂と細殿がある。また講堂の後方に上御堂が,西北の隅の小丘には八角の西円堂が建っている。中門前から東へ東大門を出るとまもなく東院伽藍である。東院伽藍は南門・礼堂・夢殿・舎利殿絵殿・伝法堂(講堂)が一直線に並び,礼堂の両脇から始まる回廊が夢殿を囲んで舎利殿絵殿の両脇に続いている。なお伝法堂の両脇に鐘楼がある。