●法人税 ほうじんぜい
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法人税とは,法人の所得に対する租税,すなわち法人所得税のことを言い,広義の所得税の一種である。日・英・仏・西独などでは,個人の所得に対する租税だけを所得税と呼び法人税と区別するが,米国では,個人所得と法人所得とを含む観念として所得税が用いられている。【法人税額の算定】法人所得とは,法人の定款などに定める営業期間(事業年度)の事業活動の成果を意味する。わが国の法人税法によれば,法人所得は当該事業年度に生じた益金と損金の差額とされている。法人税額は,法人所得に税率を適用しさらに税額控除をして算出される。
【課税根拠】法人は個人と同様に独自の担税力を有するとする説と,法人を個人株主の集合体と見て,法人税を個人株主への配当にかかる所得税の前どりと解する説がある。後説では,配当に対する法人税と所得税の二重課税を避けるための調整措置が必要とされる。わが国の法人税制度は後説を基礎とする。