●北条政子 ほうじょうまさこ
アジア 日本 AD1157 平安時代
1157〜1225(保元2〜嘉禄1)源頼朝の妻。北条時政の娘。北条義時の姉。1177年(治承1),伊豆に配流されて北条氏の監視下にあった頼朝に嫁し,1180年(治承4)8月の頼朝挙兵以来その業を輔けた。源頼家・源実朝・大姫などの子女を生む。1199年(正治1)頼朝の死後出家し,将軍源頼家の後見として幕府の枢機を握り尼将軍と呼ばれた。父の時政と協力して頼家の親裁を停め,その専恣を抑えることに努め,1203年(建仁3)頼家の外戚比企氏を滅して頼家を伊豆に幽閉,実朝を将軍とした。1205年(元久2)実朝を除こうとする時政とその妻牧ノ方の陰謀を弟義時とともに未然に防ぎ時政を伊豆に追った。1219年(建保7)実朝暗殺の後には,京都から幼い九条頼経を将軍に迎えてその後見となった。1221年(承久3)承久の乱に際し,御家人の動揺を抑えて大軍を上洛させ反幕府勢力を一掃,六波羅府を置き,京方の没収地に地頭を新補するなど幕府体制の基礎を固め,義時の死後はその妻伊賀氏の陰謀を抑えて嫡子北条泰時を執権にすえることに成功し,執権政治を確立させた。