50音順    検 索

●ポアンカレ

ヨーロッパ フランス共和国 AD1860 第二帝政

 1860〜1934 第三共和政第9代大統領(在任1913〜1920)を務めたフランスの政治家。弁護士を経て,1893年以来文相・蔵相としてたびたび入閣。1912年に首相(外相兼務)となり,軍事力増強と三国協商強化に努める。1913年に大統領に選ばれ1914〜1918年の第一次世界大戦の政治に大きな影響力を与えた。またクレマンソーを首相に据えて1917年の難局を乗り切らせた。1920年に任期満了に伴い辞任するが,1922年に対イギリス協調・対ドイツ消極策をとるブリアン内閣崩壊ののち再び首相となる。1923年1月からのルール占領など賠償履行を求める対ドイツ強硬政策をとった。ドイツの消極的抵抗・イギリスとの関係悪化・フラン下落を招いて強硬策は失敗し,1924年総選挙では左翼カルテルの勝利を招いた。財政悪化・フラン下落のなかで1926年再び首相(蔵相兼務)となり緊縮財政を採用,またフラン切り下げ・ポアンカレ=フラン採用によって金本位制への復帰を実現してフランス経済の繁栄をもたらした。