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●ボアソナード

ヨーロッパ フランス共和国 AD1825 ブルボン朝

 1825〜1910 フランスの法学者で,明治政府の御雇外国人。フランスのグルノーブル・パリ大学助教授を歴任。1875年(明治6)に来日し,司法省明法寮・明治法律学校で民法・刑法を教え,行政裁判所・外務省・内務省の顧問となった。彼は自然法学説を日本に伝え当時の法学に影響を与えた。フランス法に基づいて旧刑法・治罪法を起草,また民法編さんに関与した。しかし,彼が力を入れた民法の内容が,天賦人権説に基づき日本社会の人倫をこわすとの反対がおこり,民法典論争の結果,民法は施行延期となった。1887年,井上馨外相の条約改正案に対し,外国人裁判官任用反対の意見を提出し,反対運動に影響を与え激化させた。1895年に帰国。