●ヘンリー8世 ヘンリーはっせい
ヨーロッパ 英国 AD1491 チューダー朝
1491〜1547(在位1509〜1547)ヘンリー7世とエリザベスの間の第二子で,長子アーサーの死(1502)により王位継承者となる。即位後,アーサー未亡人キャサリン=オブ=アラゴンと結婚するが,その後離婚・再婚を繰り返し結婚はつごう6回を数えた。キャサリン・アン=ブーリン・ジェイン=シーモア・アン=オブ=クレーヴス,キャサリン=ハワード,最後はキャサリン=パーである。このうち,キャサリン=オブ=アラゴンとの離婚は宗教改革の導火線となる。治世前半期(1509〜1529)は父王の統治体制を継承し,政治の実際的な運営はトマス=ウルジーに任せたが,後半期(1530〜1547)においては,トマス=クロムウェルの主導のもと宗教改革と行政改革を断行する。宗教改革は国王支配下における国教会の成立と修道院解散を実現し,行政改革では中央行政機構の専門別再分化(官僚的組織)を行った。その結果,父王の築いた絶対王政を確立するに至った。
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