●ヘンリー4世 ヘンリーよんせい
ヨーロッパ 英国 AD1367 プランタジネット朝
1367〜1413(在位1399〜1413)ランカスター朝の開祖。ランカスター公ジョン=オブ=ゴーントとブラーンシュ=オブ=ランカスターの間の長子。ボリングブローク城で生まれたことからヘンリー=ボリングブロークと呼ばれた。1396年以降,リチャード2世の独裁強化・重税徴収・反対派貴族弾圧により国内不穏が続いたので,この機に乗じ王位を要求,有力貴族の支援を得て国王軍を破り国王に退位を認めさせた。このように,彼の即位は貴族の支持を背景に武力簒奪の方法で行われたため,当代においては多くの反乱が相次いでおこった。しかも国内の反乱はつねにウェールズの反抗(1400〜1409)と結びつき,王権を揺さぶった。パーシー家の反乱(1403,1405,1408)はとくに顕著である。反乱はいずれも最終的には鎮圧され王権は維持できたが,晩年は,強力なボウファト家派を背景にした王子ヘンリーの政治的圧力と神経症の発作に悩まされ,威信は衰え病没する。
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