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●ヘンリー7世 ヘンリーななせい

ヨーロッパ 英国 AD1457 ランカスター朝

 1457〜1509(在位1485〜1509)テューダー朝の開祖,絶対王政を樹立。リッチモンド伯エドマンド=テューダーとマーガレット=ボウファトのあいだの息子。1471年,ランカスター家滅亡後,ブリタニーに亡命していたが,リチャード3世の不人気に乗じ,1485年8月,ウェールズのミルフォド=ヘヴンに上陸,ボスワースの戦いで勝利し国王を殺害,10月即位した。翌年初め,エドワード4世の娘エリザベスと結婚し,ランカスター・ヨーク両家を統合させた。治世前半(1485〜98)は,ヨーク派貴族の反乱がおこるなど不安定な情勢もみられたが,2度の大きな反乱(シムネルとウォーベックの乱)を鎮圧する過程で強力な貴族抑制策を打ち立て,王権を確立していく。具体的には,国内治安を取り締まるための星室庁設置法(1487)と,貴族反乱の原動力となっていた家臣団の解散を命ずる封建家臣団解散法(1504)を制定することにより,中央集権的絶対主義統治体制の実現をはかった。