●ヘンリー5世 ヘンリーごせい
ヨーロッパ 英国 AD1387 プランタジネット朝
1387〜1422(在位1413〜22)ヘンリー4世とマリー=ド=ブーンのあいだの長子。1399年,プリンス=オブ=ウェールズとなり,ウェールズの反乱鎮圧に活躍した。1413年の即位後は,アジャンクールの戦いをはじめ,対仏戦争において圧倒的な勝利を収める一方,キリスト教ヨーロッパの仲裁者として強力なキリスト教外交政策を展開し,国民的英雄−−“栄光の王”と称えられた。彼は治世のほとんどをフランスで過ごし,大陸経略に全力を集中したので,国内統治は大貴族に依存する体制をとった。しかし大陸政策を強力に推進するため,国内統治においても王権の影響力をできるだけ高めようと計略をめぐらせ成功をみた。その統治は,王権と貴族権力の妥協の上に行われたのである。彼はシャルル6世の娘カトリーヌと結婚し,シャルルの死後フランス王位を継ぐことになったが,1422年8月,オルベイユで発病,フランス王位獲得の栄光は実現できなかった。
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