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●変法自強運動 へんぽうじきょううんどう

アジア 中華人民共和国 AD 

 中国の清朝末期に起きた政治改革運動。日清戦争をさかいに中国に対する世界列強の勢力が増大し,鉄道,鉱山の利権の要求,資本の流入など植民地化が進行し,太平天国の乱を鎮圧した清朝の洋務運動は,むしろこれに妥協的な姿勢を示し,民族的な危機はつのる一方であった。日清戦争後の1898年,康有為,梁啓超譚嗣同らが救国のために単なる洋務ではなしに,国政の改革によって自強の必要を説き,日本の明治維新を見習い,憲法の制定,国会の開設,商工業の発展をめざし,立憲君主制国家建設を主張した。この変法自強運動によって,しばしば上書を行った結果,1898年,光緒帝の新政となったが,栄禄らの保守派官僚の弾圧を受けて失敗,康,梁は亡命,譚は処刑された。20世紀になると,憲法制定,国会開設をめざす立憲運動が広がったが,清朝の打倒,共和国樹立を唱える孫文らの革命勢力が盛りあがっていった。