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●弁別学習 べんべつがくしゅう

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 生活体に通常2個の刺激を提示し,そのうち一方(正刺激)を選択すれば強化され,他方(負刺激)を選択すれば強化されない,という訓練手続を施すと,生活体は,最終的に,正刺激をつねに選択することを学習する。これが弁別学習で,手掛かり学習と反応学習の2成分を含んでいる。弁別学習の研究は1930年代から,学習心理学の理論的問題をめぐって,盛んに行われてきた。おもな論争は,学習の連続説対非連続説,弁別移調に関する絶対反応説相対的関係反応説,一元説対二元説のそれである。前2者は,大きくは,学習の連合説ゲシュタルト説の論争に還元される。これまで明らかにされたことの一つは,訓練中,当該課題に特殊な学習だけでなく,一般的な学習(構え,方略の獲得)も同時に進行することである。それは,ハーロウの“学習の構え”現象,“過剰訓練逆転効果”“連続逆転訓練”による“漸進的向上”現象などから推論できる。