50音順    検 索

●編集権 へんしゅうけん

アジア 日本 AD 

 新聞や雑誌,テレビなどマスコミで使用される日本独得の用語。1946年7月の「日本新聞協会」設立と同時に採択された「新聞倫理綱領」に初めて登場した。編集権が法概念として通用するようになるのは,1948年3月に日本新聞協会が「新聞編集権の確保に関する声明」を発表してからである。マスコミで使用されている編集権の考え方は,この「編集権声明」にその根拠や内容を求めている場合が多い。「編集権声明」には「編集権とは新聞の編集方針を決定施行し報道の真実,評論の公正並びに公表方法の適正を維持するなど新聞編集に必要な一切の管理を行う権能である」とある。すなわち編集権とは,[1]自社の編集方針の決定施行による独立と報道の自由の確保,[2]報道の真実,評論の公正並びに公表方法の適正維持などの管理を行う権能,[3]編集権の行使は経営・編集管理者に帰せられる,などを含むものである。しかしマス=メディアへのアクセス権が主張されるようになり,編集権は編集管理者にある,との考え方が問われるようになった。