●ベルリン大学 ベルリンだいがく
ヨーロッパ ドイツ連邦共和国 AD1809 ライン同盟
1809年にフリードリヒ=ヴィルヘルム3世(在位1797〜1840)によって,プロイセン改革の教育面での現れとして当時プロイセンの首都ベルリンに創設されたドイツの代表的な大学。正式に開校したのは1810年。プロセインの教育局長であったフンボルト,初代総長となったフィヒテ,さらにはシュライエルマッハらが創設に尽力した。中世の大学が学問教授に重点をおいていたのに対して,学問研究を大学の主たる任務とするベルリン大学の創設は近代大学の理念の確立,その性格の形成に重大な役割を果たし,以後の世界の大学の一つの典型となった。具体的には,学部構成も中世的な神・法・医の3学部のほかに哲学を中心とする自由学芸諸学科によってなる哲学部が中核と意識され,同時に「大学の自由」も,教授の「教える自由」と学生の「学ぶ自由」によって構成されるものと考えられ,講座制の整備とともに,「学部の自治」の考えが形成された。第二次世界大戦までは,ドイツにおける最大かつ最も有名な大学であったが,大戦後は東ドイツに属し,フンボルト大学と改称。