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●ベルリオーズ

ヨーロッパ フランス共和国 AD1803 第一共和政

 1803〜69 フランスの作曲家。医師の父から医者としての教育を受けたがのち音楽を志し,1826年,パリ音楽院入学。翌年からローマ賞を志ざし失敗の連続。1830年,ようやく受賞しローマへ旅した。1832年,パリに帰り,貧困のなかで嵐のごとき情熱で自作を国内外で公演し,成功と失敗を繰り返しながらも,シューマン,リストらの友を得,孤高の戦士として波乱の生涯を閉じた。作風は過去にとらわれない音楽外の霊感から得た激しい想像力により,形式や旋律より虹色の目のくらむ色彩をもつ一団の響きの積み重ねと,それらの巨大な調和を保つ管弦楽法にあり,ある意味でロマン派の代表といえる。作品には「幻想交響曲」(1830)を含む交響曲5,序曲8,オラトリオ・カンタータなど約20,オペラ5,歌曲30,重唱合唱曲22など。主要著書として『近代楽器法と管弦楽法』(1844),『ドイツ=イタリア音楽紀行』(同年),『歌につれて』(1862),『回想録』(1870)などが挙げられよう。

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