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●ベルナール

ヨーロッパ フランス共和国 AD1090 フランス王国

 1090/1091〜1153 中世フランスの修道士・神学者・神秘主義者。ディジョン近くフォンテーン城主の3男。1113年,シトー会修道院に入り,1115年,クレルヴォー修道院を創立,院長となる。クレルヴォーはラングレ近くにあり,「明朗な谷」の意。終生,院長職にとどまり,生存中多数の修道院を建立,シトー会の傘下(さんか)に置いた。ベルナールは修道士として当時の教会改革につとめ,また教皇インノケンティウス2世やかつての彼の弟子,教皇エウゲニウス3世の登位に尽力,教皇庁に対する影響力を行使した。異端攻撃を行い,1147年第2回十字軍を勧説,神聖ローマ皇帝コンラート3世をみずから説得参加させたが,十字軍自体は失敗であった。その神学は神秘的瞑想的傾向をもち,アベラールの思想に強く反対,1140年サンス会議に提訴,公開討論で非難した。書簡500・説教350・省察録5巻のほか,論文も多数ある。