●ベーベル
ヨーロッパ ドイツ連邦共和国 AD1840 ドイツ連邦
1840〜1913 ドイツの社会主義者・政治家。旋盤工として最初,自由主義的労働運動に参加したが,のちに W. リープクネヒトの感化により熱心な社会主義者になり,1869年の社会民主労働者党(アイゼナハ派)結成の中心人物のひとりとなった。1870〜71年のフランス=プロシア戦の際に反戦運動に従事して反逆罪に問われ獄につながれたが,その間マルクス主義の勉強に励んだ。ドイツ帝国成立以後,一時期を除いてつねに国会議員に選出され,1890年,社会主義者鎮圧法が廃止されると最高幹部会議長として社会民主党の指導者となった。おりから社会民主党の発展期にあたり,その際ベルンシュタインの修正主義などマルクス主義の解釈・実践をめぐる党内の種々な動きと対立のなかでつねにまとめ役として正統派の立場を維持し,大きな人望を得ていた。著書としては『婦人論』(1879)が知られている。
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