●ベネディクト修道会 ベネディクトしゅうどうかい
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ベネディクト戒律に従って修道生活をする西ヨーロッパ最古の修道会。529年,ベネディクトゥスがスビアコ山からモンテ=カッシーノに移り修道院を創設。修道士は1カ所に定住して無所有・純潔・服従の義務と〈祈りと労働〉により共同生活を送った。7世紀には全ヨーロッパにひろまるが,各修道院は独立的で,いくつかの修道院が集まり修族を形成した。10世紀,クリュニー修道院の改革運動により組織化が進む。11世紀にはシトー派修道会・カマルトジオ修道会・カマルドリ修道会などが生まれ最盛期をみる。宗教改革・フランス革命などで衰退するが,19世紀中ごろ以降再興。修道会は文献の保存や写本により中世を通じて学問・文化の維持・発展に尽くし,農業技術の伝達や唯一の学校として教育にも貢献した。ベネディクトの妹スフラスティカが創設した女子ベネディクト修道会もある。