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●ベネディクトゥス15世 ベネディクトゥスじゅうごせい

ヨーロッパ イタリア共和国 AD1854 サルデーニャ王国

 1854〜1922(在位1914〜22)ローマ教皇。第一次世界大戦をめぐる諸問題の解決と難民・捕虜の援助に尽力する。本名はジャコモ=デラ=キエーザでイタリアのペリに生まれる。ボローニア大学とローマのコレジオ=カプラニカに学ぶ。スペイン駐在教皇庁大使・ボローニア大司教(1907)・枢機卿(1914)をへて教皇に選出。第一次世界大戦ではカトリック教国同士の交戦という困難な状況下でローマ教会の中立維持と和平工作に努力し,1914年8月,『平和に関する回勅』を発して教会の権威を高めたが,教皇はイタリア政府の同意が得られず,パリ講和会議に出席できなかった。また,東ヨーロッパの諸教会をローマ=カトリック教会に再結合すべく尽力,カトリック教徒の政党結成を許可,1917年には現行の教会法典を発布した。1920年,オルレアンの少女ジャンヌ=ダルクの名誉を回復した。