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●ベドウィン族 ベドウィンぞく

アフリカ アフリカ AD 

中東、北アフリカの砂漠地帯に住むアラブ系遊牧民。ベドウィンとは砂漠の住民を意味するアラビア語から転化した。人口は約300万人。彼らの多くは誇り高いイスラーム教徒であり、ラクダに依存した遊牧生活を伝統とし定住を軽蔑する。純遊牧のベドウィンが最も尊敬され、羊・山羊・牛を放牧する半遊牧・半定住の部族は一段下に、さらに定着農耕に転じた部族が最も低くみられる。純遊牧のベドウィンは砂漠周辺の定住部族を従属させ、彼らを護衛する報酬として作物の配分を受けていたが、定住民や商人からの略奪も盛んであった。彼らの社会では父系出自の原理が厳格で、氏族と拡大家族が重要な単位となっている。婚姻の形態は、父の兄弟の娘との結婚が優先され、最高4人までの一夫多妻制をとる。彼らはサウジアラビア王国の誕生など歴史上の大きな役割も果たしたが、第二次世界大戦後は国境を越えた遊牧が困難となり、定住の傾向が増えている。


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