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●別子銅山 べっしどうざん

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 有名な鉱山名。愛媛県新居浜市にある,江戸時代以来の伊予国最大の銅山。住友系金属鉱山。1690年(元禄3),大坂の泉屋,住友吉左衛門友芳によって発見,翌年より巨額な資本を投下して開発,年産250万斤を超え,江戸時代の最高産額を示し,1749年(寛延2)に隣接していた立川鉱山を合併して経営し,別子と総称した。維新後,西洋の近代的採鉱技術その他を導入し,産銅を累増させた。それが住友財閥発展の基礎をつくっている。とくに広瀬宰年のもとに営業機構・販売方法の改革ととも鉱山近代化につとめ,1901年,住友鋳造所を設立するなどの努力をしている。別子銅山のストライキは1907年(明治40)5月,賃上げ要求に対しての代表者の解雇に発し,暴動が激発し軍隊が鎮圧した。1925年(大正14)2月のストライキは,大騒動となったが,愛媛県知事斡旋で調停,また四阪島製錬所の煙突反対闘争は大きな公害反対闘争の先駆的なもの。別子銅山は1973年(昭和48)3月,閉山しているが,日本近代化の一つのサンプルといえよう。

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