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●平民社 へいみんしゃ

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 明治期の社会主義結社。1903年(明治36)11月〜1905年9月。日露戦争時に非戦論を主張し「万朝報」を退社した堺利彦と幸徳秋水らが,小島龍太郎,加藤時次郎らの財政的援助で週刊「平民新聞」を発行するために東京府麹町区有楽町3丁目に設立。石川三四郎,西川光二郎も社員として参加。相談役に佐治実然,安部磯雄木下尚江があたった。翌1904年1月社会主義協会本部がここに移転し,同協会と提携して自由・平等・博愛にもとづく平民主義・社会主義・平和主義を唱え,宣伝活動・図書出版を行った。各地方に平民社を中心とする読書会,研究会,談話会など社会主義者のグループが誕生し,日本の社会主義運動史に果たした役割は大きい。週刊「平民新聞」は1905年1月政府の弾圧と財政難のため廃刊となり,原霞外,白柳秀湖らの「直言」を後継紙としたが,9月無期限発行禁止処分を受けて廃刊,平民社も翌月内部不統一のため解散した。

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