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●フロンドの乱 フロンドのらん

ヨーロッパ フランス共和国 AD1648 フランス王国

 1648年〜53年におこったフランスの貴族を中心とした反王権的反乱。フロンド(当時流行の投石がん具)から石が飛びだすように反乱が断続的におきたのが由来。高等法院を中心とする法服貴族のフロンド(1648〜49)とコンデ親王ら伝統的名門貴族のフロンド(1649〜53)の2期に区分。1643年ルイ14世は5歳で即位,摂政となった母后アンヌ=ドートリッシュ(スペイン出身)と宰相マザラン(イタリア人)は外国人として嫌われ,また中央集権政策を推進。三部会召集停止以来,貴族の最後の砦となっていた高等法院を拠点に,地位回復を望む貴族が反乱,国王は一時パリから退却,王党派コンデ公軍隊が反乱鎮圧。民衆も重税と凶作に苦しみ各地で暴動。またコンデ公はマザランと対立,地方でも反王党派貴族が同盟して反抗したが,今回は王党派に味方するチュレンヌ軍に抑えられた。王権に対する貴族勢力最後の反乱で絶対王政強化につながった。