●プレハーノフ
NIS諸国 ロシア連邦 AD1856 ロシア帝国
1856〜1918 ロシアの革命思想家。小地主の子で学生時代からナロードニキとなり,「土地と自由派」で活躍,同派分裂後「黒土再分割派」を組織し,1880年亡命。マルクス・エンゲルスの著作に親しみ,1883年アクセリロードらと「労働解放団」,1889年エンゲルス・カウツキーらと第2インターナショナルを組織,ロシア=マルクス主義の父と呼ばれる。1901年レーニンらと「イスクラ」を創刊したが,1903年にはレーニンと対立,メンシェヴィキの首領となる。第一次世界大戦では祖国防衛派,ロシア二月革命後は戦争継続を主張する「エディンストヴォ(単一派)」を組織,十月革命後はボルシェヴィキ政府を批判して没する。マルクス主義哲学の権威でもあり,認識論・弁証法において独自の見解を示す。主著に『社会主義と政治闘争』(1883)・『史的一元論』(1895)・『歴史における個人の役割』(1898)・『芸術論』(1902)・『マルクス主義の根本問題』がある。