●ブレトン=ウッズ協定 ブレトン=ウッズきょうてい
北アメリカ アメリカ合衆国 AD1944
1944年7月アメリカのニューハンプシャー州ブレトン=ウッズで開かれた連合国通貨金融会議の際,44カ国により戦後の国際通貨問題処理のために結ばれた協定。正式には連合国通貨会議最終議定書のことをさすが,ふつうにはその付録の国際通貨基金協定と国際復興開発銀行協定の総称として使われている。すでに第二次世界大戦中に戦前の世界恐慌の苦い経験を繰り返さないためにイギリスの経済学者ケインズやアメリカ財務長官モーゲンソーらによって作製された試案にもとづく「国際通貨基金原則案」がこの協定の基礎をなしており,加盟国各国の出資にもとづいて為替の安定・国際貿易の促進・戦災よりの復興・後進国の開発などのために協力することを取り決めた。なお国際通貨基金(IMF)と国際開発銀行(世界銀行)は国際連合と密接な連絡を保つことになっており,いわばその外郭機関をなしている。