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●武烈王 ぶれつおう

アジア アジア AD603 

 603〜661 朝鮮,新羅第29代の王(在位654〜661)。諱は春秋,廟号は太宗。善徳・真徳2女王を助けて半島統一に力を尽くした。654年真徳女王が薨ずると,貴族たちに推されて即位した。新羅は,この王の代より王位継承は,嫡子相続となり,古代専制国家としての基礎が確立した。即位の年,理方府格60余条をつくり,律令体制を整備した。武烈王即位後も新羅は,百済・高句麗の侵略に苦しんだが,660年ついに王の願いがかなって,唐より百済征討の大軍が派遣されてきた。王は5万の兵を動員せしめ,唐と連合して百済を討滅した。661年唐の水・陸両軍による高句麗遠征に呼応して,新羅軍を派遣した。その途上に王は,半島統一の業半ばにして没した。武烈王陵は,慶州市の西郊,西岳里にある。その陵の前には陵碑が建てられているが,この彫刻は唐様式の優秀作である。

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