●フルベッキ
ヨーロッパ オランダ王国 AD1830
1830〜98 アメリカ・オランダ改革派教会宣教師,大学南校教師。オランダのツァイストに生まれ,1852年アメリカに移住,1859年オーバン神学校を卒業して宣教師となり,同年11月長崎に到着した。1864年済美館の校長兼教師となり,1866年には佐賀藩長崎致遠館の教師となり,大隈重信・副島種臣らを教えた。1869年大学南校教師となり,ついで教頭となったが,1873年辞して,明治政府の顧問として仕えた。この間,岩倉大使一行の派遣・ドイツ医学の採用・徴兵令・学制についての献策をした。宣教師であったので長崎では佐賀藩家老村田若狭兄弟に洗礼を授けたが,1879年から伝道に専念,東京一致神学校つづいて明治学院の教師となり旧約学・新約学・説教学を教授した。また旧約聖書翻訳委員となり,松山高吉とともに詩篇を和訳した。日本在留中,オランダ国籍を失ったが,政府の特許を得て,1891年日本人同様の特典を与えられた。日本で死亡,墓は青山墓地にある。