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●ブルーナー

北アメリカ アメリカ合衆国 AD1915 

 1915〜 アメリカの心理学者。1937年デューク大学で文学士,1941年ハーバード大学で博士号を取得。最初は知覚と学習の心理学を研究していたが,大戦中は国務省などで宣伝や世論・意見の分析に従った。戦後1945年にハーバード大学の講師となり,準教授をへて1952年に教授に昇任した。彼は20世紀における行動主義心理学のゆきすぎに対する反省から,認知機能の実験的究明に乗り出し,1956年には共著『思考の研究』を発表した。こうした実績から,1960年にはハーバード大学に認知研究所が設立され,アメリカにおける認知心理学の第一人者となった。しかし彼を最も有名にしたのは,1959年に全米科学アカデミーが召集したウッヅ・ホール会議に議長として参加し,その結果をまとめた『教育の過程』(1961)においてであった。知識の構造や発見的方法を重視する彼の見解は,アメリカのみならずソ連や日本・西欧各国の反響を呼び,教育内容の現代化にいっそうの拍車をかけることになった。