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●フルトン

北アメリカ アメリカ合衆国 AD1765 

 1765〜1815 アメリカの技術者。世界最初の外輪式蒸汽船の発明者。ペンシルバニア州リトル=ブリテンの農家に生まれ,3歳のとき父と死別する。初め独学で画家としての道を歩み,17歳のときフィラデルフィアでデザイナーとして働いた。そののち機械の発明に興味をもつようになり,1796年『運河航行の改良論』という書物を出版。1797年パリにわたり潜水艇および水雷の研究を行った。また蒸汽船に関心をもつフランス駐在のアメリカ大使リビングストンの援助を受けて蒸汽船の発明に専念,1803年セーヌ河で汽船の実験を成功させる。1806年アメリカに帰り,1807年8月外輪式蒸汽船クラーモント号を完成させハドソン河のニューヨーク―オルバニー間の150マイルを32時間で航行した。クラーモント号は世界最初の定期船として就航して商業的に成功,汽船時代を到来させた。フルトンはニューヨーク州から汽船航行の独占権を与えられた。