50音順    検 索

●ブルートゥス

ヨーロッパ イタリア共和国 BC85 

 前85ごろ〜前42 ローマ共和制末期の政治家。カエサル暗殺の首謀者の一人。護民官であった父の死後カトー(小)の指示でローマ・アテナイで教育を受け,元老院派に属する。共和制末期の内乱ではポンペイウス側につき前48年ファルサロスの戦いで敗れたのちカエサルに赦免されアジア遠征に参加する。カエサルに重用されて前46年ガリア=キスアルピナ総督,前44年首都法務官などの要職を歴任する。しかしカエサルの独裁化を嫌ってカッシウスらとともにカエサルを暗殺した。暗殺後情勢の変化のためローマを離れざるをえなくなり東方に行き,元老院から東方全域の上級命令権を与えられる。アントニウス・オクタヴィアヌスらの第2回三頭政治に反対し前42年フィリッピの戦いでアントニウス・オクタヴィアヌスに敗れ自殺する。彼は弁論家としても優れておりキケロはその才能と学識を高く評価しており,キケロと交した書簡の一部が現存している。

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